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年末のNHKのICRP基準に関する報道

年末に報道されたNHKのICRP基準に関する報道が話題になっている。(例えばここ

ICRPの勧告で用いられている線量-線量率効果係数 (DDREF, Dose and dose-rate effectiveness factor) について隠されていた事実のごとくセンセーショナルに報道されていることが、報道倫理の問題として指摘されている。

線量-線量率効果係数とは積算線量は同じでも短期集中で浴びた場合と長期にわたって浴びた場合では人体に対する影響は後者の方が小さいという考え方にもとづいた補正係数である。

このような考え方は知られていない。実際私は同じ積算線量でも低線量長期被爆と短期集中で浴びた場合のリスクは違うとして基準が設定されていることは始めて知った。(ICRPは低線量長期被爆:短期集中被爆=1:2と考えた)その点で、他のリスクと比較する上で基準の意味を正確に把握する必要があり、その点でこの考え方を周知する必要がありインパクトのあるやり方で再度世の中に当必要はある、だから、私は何人かの批判者がおっしゃるようにNHKがセンセーショナリズムに走ったとおも思わない。でも、冷静にその意味を解説する必要はあったと思う。

ただ、私は田崎先生がおっしゃるようにガン発生率に含まれる誤差は相当大きいと思われるので(特に低線量領域では)、2程度の係数はあまり意味がないと思う(おそらくガン発生率に含まれる誤差の方が影響が大きいと思う)。田崎先生がおっしゃるようにむしろICRPの基準が推進側に都合が良い方向に線が引かれたことを示唆する発言の方が重要だと思う。

福島第1原発の非常時対応のため電離則の基準が経産省からの圧力で大幅に緩和されたことは報道でよく知られている。

純粋な自然科学研究でもその解釈には利害関係によるバイアスがかかる。ましてや自然科学研究を利用した社会科学的な基準はいっそうのその傾向は強まる。

改めて、その点を検証する必要があると思うが・・・・

3日から天気は大荒れ。各地で遭難が相次いでいる。スキーに行きたいなと思うのだけど。雪はいっぱいありそうだけど寒そう。

午前中は免許の更新。混雑していて1時間以上待つことになってしまった。とりあえずゴールドはお預け。ブルーの免許になってしまった

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